阪神 浅井と育成の穴田に戦力外通告
阪神は21日、浅井良外野手(34)、育成選手の穴田真規内野手(20)と来季契約を結ばないことを通達した。
浅井は01年ドラフトで即戦力捕手として自由獲得枠で入団。03、05年の2度のリーグ優勝にも貢献した。シュアな打撃を生かすため08年から外野手登録となり、10年には自己最多となる85試合に出場。打率・297の好成績をマークしたが、今季は若手の台頭もあり、出場機会が激減していた。
鳥谷メジャーも 来季去就「じっくり考えたい」
流出危機だ! 海外フリーエージェント(FA)権を保有している阪神・鳥谷敬内野手(32)が20日、自身の去就について注目発言。スポニチ本紙の取材に対して「じっくり考えたい」と答え、今オフのメジャー移籍の可能性を否定しなかった。
ついに沈黙を破った。阪神残留か、それとも早大時代から憧れを抱くメジャー移籍か…。海外FA権を取得している鳥谷が、自身の去就について初めて言及した。
「まだ何も決めていないけれど、権利を持っているので、じっくり考えたいと思います」
メジャー移籍の可能性を否定せず、阪神ファンにはショッキングな内容だった。日本シリーズ終了翌日からの宣言期間まで、権利を行使するかも含めて熟考するとした。
復帰あるぞ!阪神、ソフトバンク戦力外の左腕・吉野を調査
阪神は、ソフトバンクを戦力外となった吉野誠投手(35)を調査していることが分かった。福原、安藤、久保、ボイヤー、松田ら今季の中継ぎ陣は右腕が多く、ある球団関係者が事情を説明する。
「中継ぎの左投手の数が少ない。(左投手は)チームとして必要」
今季の左腕では加藤がチーム最多の61試合に登板した一方、昨季58試合の筒井が期待に応えられずに39試合どまり。また、新戦力の高宮は1試合に終わった。チームの補強ポイントが明確に浮き上がり、かつての虎戦士を呼び戻す可能性が出てきた。