助っ人、今年こそ頼むよッ！

阪神は９日、今オフ外国人補強の最終候補まで残していた、大リーグ・ブルージェイズのホセ・バウティスタ内野手（２８）を来季に外国人野手不調時の“保険”として、継続調査する方針を固めた。

球団は、ケビン・メンチ外野手（３０）の獲得が決定的となった今月に、改めてバウティスタを追加補強することも検討したが、外国人枠の兼ね合いと、林や桜井の出場機会にも影響することを考慮して見送った。だが、球団関係者は「来年、メンチやバルディリスの調子が上がらなければ有力な候補になる」と話し、来季途中の緊急補強のケースに備え、注視していく。

球団は、バウティスタが一塁、三塁、外野をこなせることを高く評価しており、緊急時の“保険”として、うってつけの存在ととらえている。