でもまだまだ信用したわけじゃないからね!(笑)
「5番左翼」で先発出場したマット・マートン外野手は、鮮やかな先制打を放った。初回1死満塁、カウント1‐1から真ん中高めに入ってきた145キロ直球をはじき返すと、打球は一塁線を破る2点適時打となった。
一気に二塁を狙ってアウトになったが、積極的な打撃が光った。相手投手のO・デスパイネはもちろん初対戦。全く特徴がわからない中での対戦だったが、「シンプルに自分のやるべきことをやろうと。シンプルに考えたのが良かった」とマートン。これで今季の対外試合は、通算18打数6安打6打点。昨季は打率・260と不振だったが、今年はキャンプから好調を維持している。
先発のジェイソン・スタンリッジ投手は、3回を4安打3三振無失点。初回に1死一、二塁、三回にも2死二塁と得点圏に走者を背負ったが、しっかりと低めにボールを集めきって、得点を許さなかった。「チェンジアップで空振りも取れた。全体的に感覚がよかったね」と自己評価も高かった。
助っ人勢にとっては、しっかりと持ち味を出し切った、手応え十分のキューバ戦となった。