黒田投手

黒田投手には来年出てきてほしいですなぁ～

きっかけは「岩隈投法」だ-。阪神・黒田祐輔投手（２２）が８日、久保投手コーチからの助言で、楽天・岩隈の昔の投球フォームを取り入れながら投球練習を行った。低めに投じることの意識付けなどが目的だ。「トップを早めに作るというのと、低めに投げてストライクを取れるようにと。これからも、もっと意識付けをしていかないとね」と久保コーチ。黒田が４５球を投げたところでメスが入った。左足を上げて投球に入る際、右手が右足の後ろに隠れるようにして投げるように指示。これは今季、沢村賞を受賞した岩隈の過去のフォームと同じ動きだ。過去、０５年に杉山がそのフォームに変えたところ、先発ローテとして９勝を挙げる活躍を見せた。今回の黒田は、その状態で５０球近くを投げたところで元に戻したが、久保コーチは「最後はだいぶできていた」と、低めのボールの精度が高まったことを喜んでいた。
「コンパクトに投げるようにと。徐々にやっていければと思います」と黒田。違ったアプローチが吉と出た形となり、これを機にさらにアピールを続けていく。