阪神の新助っ人、エステバン・ジャン投手(31)がすでに母国のドミニカ共和国でブルペン入りし、日本の使用球で本格投球を行っていることが18日、分かった。わずかにオフ2週間での本格投球も異例なら、足のサイズも虎戦士最大の31.5センチと判明。用具メーカーは米国からスパイクを“逆輸入”する方針で、すべてに規格外のスケールだ。
もう一人の新助っ人右腕・ボーグルソンも順調な調整が伝えられている。昨年11月に来日した際に日本の使用球を持ち帰っており、こちらも試運転を開始。今月末に再来日する予定だ。
こちらも150キロ台の剛速球が武器。球団関係者は「2人とも評価は高いが、ブルペンでより見栄えするのはボーグルソンのほう」と話す。実戦派のジャンより先に、まずは目を見張るストレートでキャンプの話題をさらうかもしれない。