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「出来レースでは?」国民的番組『レコ大』の存在意義は視聴者に認められているか

昔から「レコ大は出来レース」っていうのは有名な話でしたよね。レコ大の審査委員・審査委員長になれば各事務所からの贈り物が凄かったようです。いや~な事件もありましたしね。

三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEの「R.Y.U.S.E.I.」に決まった、昨年末の第56回日本レコード大賞(レコ大)。TBS系での発表の生中継は長年、年末年始を代表する国民的番組として親しまれてきたが、昭和50年代をピークに視聴率はこの20年近く、20%を超えられないでいる。識者からは賞の存在感低下を危ぶむ声が上がる一方、関係者は“復権”に向けた模索を続けている。

だが、こうした盛り上がりは同時に、その年の「賞レース」の行方に注目が集まることにもつながっていった。音楽評論家で、現在レコ大の常任実行委員を務める富澤一誠氏は「賞レースの盛り上がりが、ファンには音楽業界の利益優先の『腐敗』や『出来レース』のように映るようになり、大衆から支持を失っていった」と指摘する。

また、平成20年から25年までの大賞受賞者は、EXILE(4回)とAKB48(2回)の2組のみ。昨年の三代目―もEXILEの兄弟グループだ。碓井教授は「音楽の趣味が細分化、多様化し、1年を代表する曲を選ぶことが難しくなっているのは理解できる。しかし、結果として持ち回りになってしまっており、グループのファンだけが喜ぶような賞になってしまっていないか」と問題提起する。