阪神は菊池の抽選に外れ、これで1位指名は11連敗と不名誉な記録を更新した。
真弓監督が宣言通り右手で封筒を引いたが、すでに当たりくじはそこにはなかった。開封の中身を見る前に、真っ先にクジを引いた右横の西武・渡辺監督のガッツポーズが目に入った。
真弓監督が宣言通り右手で封筒を引いたが、すでに当たりくじはそこにはなかった。開封の中身を見る前に、真っ先にクジを引いた右横の西武・渡辺監督のガッツポーズが目に入った。
「拍子抜けしたわ。(中身を)見てガッカリする前に横の声を聞いてガッカリしたわ」と苦笑い。とはいえ、外れ1位で法大・二神を一本釣り、さらに2位で立命・藤原を指名。補強ポイントである左腕もきっちり押さえられた。「2人とも外れ1位の候補が取れて非常にラッキーだなと。左右のバランスもいいし両投手とも先発タイプの投手。チームとしてはいい補強ができたと思います」
2投手について「1軍争いしてもらわないと困る」と即戦力としての期待も口にした。
2投手について「1軍争いしてもらわないと困る」と即戦力としての期待も口にした。
本ドラフトで6人、育成で2人は予定通り。指揮官は「ここだけの話、予想以上。藤川のところがね」と待望の俊足強肩の外野手を甲斐、藤川と2人も補強できたことで、合格点を与えていた。