阪神がドラフト外れ1位の最上位候補に二神一人投手(22)=法大=をリストアップしたことが28日、明らかになった。各球団とも評価は高く、外れ指名でも競合する可能性があるが、黒田編成部長は「そこも勝負をしようという話になっています」と、ランク付けしたリストの上位者から指名する方針を固めた。
阪神は今ドラフトで1位で投手指名となれば、2位以下では野手獲得に全力を注ぐ。補強ポイントとなる即戦力の右打者を中心に亜大・中原恵司外野手(22)、近大・藤川俊介外野手(22)、荒木貴裕内野手(22)をリストアップ。九国大・加藤政義内野手(22)を含め、他球団の動向を踏まえながら、当日に最終候補者を決定する。
3位以下では、強肩好守で身体能力の高い甲斐雄平外野手(21)=福岡大=を獲得する方向だ。城島の加入が決まったが、捕手獲得にも動くようで「将来性も含めてもちろん考えています。高校生?そうですね」と黒田編成部長。帝京・原口文仁捕手を最有力に、近大高専・鬼屋敷正人捕手、東筑紫学園・小関翔太捕手らをリストアップした。