ポスティングシステム(入札制度)で米大リーグに挑戦する
阪神の
井川慶投手が18日、甲子園で行われたファン感謝デーで、約3万8000人のファンに別れを告げた。
ビジター用の灰色のユニホームを着た井川は「
阪神での9年間を無駄にせず、米国で頑張りたい」とあいさつ。グラウンドを去る際はファンの声援に、帽子を掲げて笑顔で応えていた。
代理人は
ヤンキースの
松井秀喜と同じアーン・テレム氏に決まり、順調にいけば28日に交渉球団が決定する。左腕は「自分は来季に向けて準備するだけで、評価してくれる球団ならどこでもいく」と話した。