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「バイプレイヤーズ」大杉漣さん最後の台詞は「よっしゃ、じゃあ、行きますかね」“役者バカ”貫いた

バイプレイヤーズ最終回」最後のシーンで松重さん・遠藤さん・田口さん・光石さんが海に向かって「漣さん!ありがとう!」あれにはグッと来た。漣さんホンマお疲れ様でした!そして、ありがとうございました!

2月21日に急死した俳優の大杉漣さん(享年66)が出演し、亡くなる約7時間前まで撮影していたテレビ東京の連続ドラマ「バイプレイヤーズ〜もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら〜」(水曜後9・54、全5話)が7日、最終回を迎えた。大杉さんの最後のセリフは、劇中劇の撮影に向かう時の「よっしゃ、じゃあ、行きますかね」だった。

最終回は「しまっこさん」がクランクアップ。打ち上げが行われ、キャスト・スタッフで「しまっこさん」最終回を鑑賞していると、最後に大杉さんたちが演じた端役、島おじさん・島ママのスピンオフドラマ「もしも島おじさんが主役になったら(仮)」が制作されることがサプライズ発表された。 

翌日、二日酔いの5人。黒スーツに身を包み、島ハウスの前に座り、「バイプレイヤーズ もしも島おじさんが主役になったら」の台本を読んでいる。島ハウスのすぐ目の前には海が広がり、スタッフが撮影を準備。大杉さんの付き人・ジャスミン北香那)が「オーイ、もうすぐ撮影行くよー」と5人に声を掛ける。 

ジャスミン「(5人に駆け寄り)聞いてんのか?もう、どうせ二日酔いだろ。昨日、めちゃ盛り上がっていたもんね、打ち上げ。(5人の顔は渋く)何?急に真剣モード?」 

松重「違う違う。二日酔いだよ、最高に」 

遠藤「頭ガンガンするから、静かにしてくんないかな」 

スタッフ「(大声で)皆さーん、スタンバイお願いしまーす」

大杉さん「よっしゃ、じゃあ、行きますかね」 

大杉さんの“号令”がかかり、立ち上がり、歩きだす5人。その背中を目にして、ジャスミンは「やっぱ、アイツら役者バカだね」。5人が一列になって歩くシーンは、大杉さん生前最後の現場となった2月20日午後、千葉県内で撮影された。見切れると、大杉さんの「監督、誰?監督は。監督、誰?はい、撤収」という笑い声が聞こえた。