阪神・野原将志内野手(21)が31日、真弓監督から直接指導を受けた。キャッチボール中に指揮官から声を掛けられ、右足の使い方について助言を受けた。来季で4年目になる未来の戦力が、直々に指導を受けたのは大きな期待の裏返しだ。
「投げるときに(軸足の右足がしっかり踏ん張れていないため)右の腰が落ちるところがあった。そのへんを本人に話した。それが直ると投げるのも、打撃にもいい影響がある。下半身をより一層、使えるようにね」。成長の兆しを感じているからこそ指揮官は直接、アドバイスを送った。
野原は「1球、1球、キャッチボールからしっかりやろうと思った」と意欲十分。真弓監督は「このキャンプ、オフで自分の課題を続けて、春のキャンプで目立ってくれるとうれしい」と期待に目を輝かせていた。