虎と徳と服と時々グルメ。

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来期の楽しみ☆

打席に立つ藤原相手にナックルを投げ込む渡辺=鳴尾浜


また一つ“ナックルボーラー”としての階段を上った。阪神渡辺亮投手(23)が15日、鳴尾浜ブルペンで、打者を立たせ、ナックルのみ90球を投げ込んだ。打席に立った藤原は「見たことのない球が飛んできた」と驚きの表情。華麗なる転身を目指す若虎が、着実に進化を遂げている。

変幻自在のボールが、打者・藤原を襲った。「おぉっ」。「うわっ」。打席に立った藤原の声がブルペンにこだまする。変化の読めないボールに、体をかがめたり、のけぞったりと、四苦八苦。「キャッチャーでも捕るのが予測つかないんだから、打つ方も予測できるわけがない」。興奮状態の藤原は、驚きの表情を崩さず一気にまくし立てた。

12月も中旬に入り、寒風の吹く鳴尾浜。この時期にブルペンに入ることが異例なら、90球すべて、ナックルを投げたことも驚きだ。「そんなに違和感なく投げることができた。打者に立ってもらっても、しっかりコントロールできるようにしていかないとね」。確かな手応えと、次なる課題を肌に感じ、額ににじむ汗をぬぐった。

秋季キャンプでナックルボーラー転身のきっかけをつかみ、ここまで肩を休めず投げてきた。ブルペンで渡辺のボールを捕る西口育成担当が解説する。「予測つかない変化で、バットのしんを外すのがナックル。実際に(打者が)打ってみないと分からないけど、バッターボックスに立つと、変化が少なくなっている」。まだ習得段階。指摘は厳しいが、それも期待の裏返しだ。

現在は、つめを伸ばしてやすりで削りながら、魔球を投げる最適な『長さと形』を探求。レッドソックスウェイクフィールドのDVDも入手して、魔球の習得に励んでいる。

「ステップアップ?そうですね。今はそれしかできないんで」。実戦で打者と対戦するのは、2月の春季キャンプ。指揮官も期待を寄せる右腕が“ナックルボーラー”になる日を見据え、着々と準備を整えている。

これはマジで来期楽しみですね(*^_^*)